全てのプレイヤーの数字の合計を予想するだけの簡単なルールで、子どもから大人まで楽しめるパーティーゲームです。
プレイ時間目安:15~30分/プレイ人数:2~10人

■どんなゲーム?
コヨーテは全てのプレイヤーの持っている数字の合計を予想するゲームです。しかし、パッケージのイラストのように自分の数字は見えないように額に当ててプレイします。
つまり周りの表情から自分の数字を推理して、時にはハッタリで周囲のプレイヤーを騙したりして自分が負けないようにするゲームなのです。
■コヨーテのはじめ方
コヨーテのはじめ方はとっても簡単。最初に数字を宣言するプレイヤーを決めてから、
1.全てのプレイヤーはカードを受け取る。
2.自分のカードを見ないように額にカードを当てる。
3.最初のプレイヤーは1以上の数字を宣言する。
(この時宣言する数字は場の合計の数字を超えてはいけない)
ここまではいつも変わりません。この後からがコヨーテの心理戦の始まりです。
■コヨーテの心理戦
最初のプレイヤーが宣言したら、次のプレイヤーはまず、この数字が場の合計の数字を超えているか超えていないかを判断します。
超えていないと判断したら、前の数字より大きい数字を宣言します。この時宣言する数字の上げ方や、宣言までの時間の長さでよく心理戦が行われています。数字が宣言されたら次のプレイヤーへと手番が移ります。誰かが場の合計の数字を超えていると判断するまで続きます。
■場の合計を超えてると思ったら『コヨーテッ!!』
超えていると判断したら、『コヨーテッ!!』と宣言しましょう。コヨーテが宣言されたら全てのプレイヤーは額からカードを表向きに場に出して数字を合計します。
コヨーテを宣言したプレイヤーの前のプレイヤーが宣言した数字と、実際の場の合計の数字を比べて勝敗を決めます。
・宣言した数字>合計の数字
→宣言したプレイヤーの負け
・宣言した数字<合計の数字
→コヨーテしたプレイヤーの負け
負けたプレイヤーはライフを1つ失います。使ったカードは捨て札にして、全てのプレイヤーは新たにカードを引き直して次のラウンドに移ります。
■ゲームで使われる様々なカード
ゲームで使われるカードの枚数と種類はカードの背面(数字が書いてない方)に書いてあります。その情報とラウンド中に出たカードを元に自分のカードの数字を予想するのですが、中には予想を乱す特殊なカードがあります。
・『×2』
場の数字を全て合計してから、最後に2倍にします。
・『MAX→0』
場に出ている一番大きな数字を0にしてしまいます。
・『?』
コヨーテが宣言されてから、山札の1番上のカードの数字を加えます。
・『数字が黒で書かれた0』(通常は数字は黄色)
このラウンド終了後捨て札を山札に加えて切ります。
(リセットカード)
■慣れるほど楽しくなる駆け引き
ルールが簡単でシンプルなので、2~3回で慣れて心理戦が始まります。お互いの顔を見て遊ぶゲームなので、声色や表情の演技を交えて遊べるのはネットを使うゲームにはない楽しさだと思います。