今回はタイトルを聞くだけで、どんなゲームか気になってしまうゲームを紹介します。私もタイトルで内容が気になって気になって仕方なくて買ってしまった一品です。
プレイ時間目安:30分程度/プレイ人数:2~6人

■どんなゲーム?
プレイヤーは王様のお墓を作ることを命じられた建築家になって、王様が死ぬまでに誰よりも大きくて美しい墓を作る事を目指します。
さいころを振って出た形のピースを使ってピラミッドを作っていく、パズルと駆け引きが組み合わさったゲームです。
■使える資材は運次第!!
プレイ人数に応じて使えるさいころは5個~7個の間で変化します。さいころを振って使える材料を決める事を【材料の仕入れ】と言います。さいころには5種類のピースの絵が描かれていて、出た目のピースを使う事が出来ます。ピースは順番に取っていくので狙った資材が取れるかは運と駆け引き次第です。
●材料の仕入れ
仕入れ役のプレイヤーがさいころを振って今回使えるピースを決定します。
●墓の建設
仕入れ役から出たさいころから1つを選んで、そこに描かれたピースを1つ受け取ります。受け取ったピースか、手元にある控えのピースのどちらか片方だけを使って建設します。使わなかったピースは手元に残り控えのピースになります。
建設が終わったら次のプレイヤーがさいころを選ぶを繰り返します。
●完成の宣言
建設を行った直後に2つの条件を満たしていれば『墓の完成』を宣言できます。
- 墓の屋根(上の辺)が全部ななめになっている
- 全ての壁(垂直な辺)の高さが1マス以内になっている
完成を宣言したプレイヤーは宣言後は【材料の仕入れ】も【墓の建設】も行いません。
●仕入れ役の交代
さいころが残り1個になるまで建設をしたら、仕入れ役を次のプレイヤーに交代して【材料の仕入れ】からの流れを繰り返していきます。
■王の寿命とゲーム終了
さいころには赤い■のピースの目だけ2つ描かれています。この材料はプレイ人数に応じて6~12個用意されているのですが、これこそが王様の命なのです。
用意された赤い■のピースがなくなった瞬間に王様が寿命を迎えて、ただちにゲーム終了となります。最後の赤い■のピースを取ってしまったプレイヤーは建設が出来ない+最下位になってしまいます。
王が寿命を迎えたら『墓の完成』を宣言していたプレイヤーだけ点数の計算を行います。『墓の完成』の2つの条件を満たしていても、『墓の完成』を宣言していないと0点です。最も点数の高いプレイヤーの勝利です。
■先を見通して引き際を見定める力
自分の手元の資材と場に出ているさいころのピースから、どんな墓を作れるかという先を見通しつつ、王の寿命の残りと相談して引き際を見極める力が試されるゲームなので、お子さんの知育としてもオススメできるゲームです。